旅行が好きなら「大人の休日倶楽部」はメリット大

コストパフォーマンス重視で旅を楽しむ

大人の休日倶楽部はJR東日本が提供する会員組織で、会員になると201k以上のJRの旅が乗車券、特急券とも割引になります。

50歳以上:ミドル会員
  年会費2,624円(年会費2,100円+カード年会費524円)で割引率5%

65歳以上(女性は60歳以上若しくは夫が65歳以上):ジパング会員
  年会費4,364円(年会費3,840円+カード年会費524円)で割引率30%

ジパング会員ですと、年1回、東京-仙台間を往復すれば元が取れる計算になります。

乗車券、特急券の購入はJR東日本の区間内であれば、駅の自動販売機で会員カードを使って何回でも購入が可能です。

JR東海やJR西日本等の切符でも割引されますが、その場合は最初の3回は20%引きで、それ以降(若しくは2年目以降)は30%引きとなり、年20回まで購入できます。JR東日本以外の切符の購入は自動販売機では買えず、会員になった時に送られてくるジパング倶楽部会員手帳に行先等を記入して、駅のみどりの窓口で購入することになります。

注意点としては、のぞみ九州新幹線みずほは乗車券は割引となりますが、特急券は割引の対象外となります。でも、ひかりでも東京から新大阪間では、静岡、浜松が停車駅として追加されるだけで約3時間で行け、のぞみとせいぜい30分程度しか変わりません。本数が少ないというのはありますが。
新幹線開業当初は東京-新大阪間を4時間程度掛かっていたので、それに比べれば3時間で行けるのであればいいじゃないかと思って、割引を活用して旅行を楽しんではいかがでしょうか。

また、201k以上でないと割引になりませんが、往復で201k以上になれば良いので、例えば東京から高崎、宇都宮、熱海といったところはいずれも100kちょっとですが、往復で購入すれば割引が適用されます。

大人の休日倶楽部でさらにメリットがあるのが、かなり割安となる期間限定の大人の休日倶楽部パスを購入して旅行することができる点です。

大人の休日倶楽部パス

期間限定でJR東日本の路線が乗り放題になる特典で、ミドル会員、ジパング会員とも、利用することができます。
2023年度は以下の3回設定されています。

第1回:6月22日(木)~7月4日(火)
第2回:11月30日(木)~12月12日(火)
第3回:1月18日(木)~1月30日(火)
この期間で、
連続する4日間、JR東日本の路線が15,270円で乗り放題
連続する5日間、東日本と北海道の路線が26,620円で乗り放題
連続する5日間、北海道の路線が17,400円で乗り放題

となっています。新幹線を含む特急も乗り放題ですが、指定席は6回まで取ることが可能となっています。

設定期間がどちらかというと旅行シーズンから外れている時期なのは仕方ないところですが、あらかじめ計画してこの時期に旅行することで、かなりなお得に旅をすることができると思います。

私も年1回は大人の休日倶楽部パスで旅行しようと思って計画しています。去年は6月に奇跡の一本松~田沢湖~秋田へ行き、11月に青森へ旅行しました。

ということで、65歳以上(女性は60歳以上)で年間1~2回の列車での旅行を楽しみたいと思っているならば、大人の休日倶楽部に入会して損は無いと思います。50歳~64歳(女性59歳)の方は5%引きなので旅行する回数によって入会する方が得か検討した方が良いと思いますが、パスを使って旅行することを計画するのであれば、それだけでも十分お得ではないかと思います。

 

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